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コーチングで引き出したいのは、クライアントの“本当の思い”です。
問題の裏に隠れている“本当の目的”は何なのか？ “本当はどうなること”を望んでいるのか？
本当に望む未来を手に入れるためのコーチングについてお伝えします。
目次
コーチングで扱う時間軸
コーチングでは、「過去・現在・未来」の時間軸を扱いながら、クライアントのテーマを解決に導いていきます。
なぜこの時間軸を使うと良いのかというと、
クライアントが思ってもいなかった“気づき”が起きるからです。
過去に戻った感覚で、現在の自分を見つめてみたり、未来にタイムスリップして未来の自分から、過去・現在の自分を眺めてみたり・・・
どんな風に見えるのか？
何を伝えたいのか？
本当は何を望んでいるのか？
客観的に自分を見つめ、言語化してもらうことで、
大なり小なり必ずクライアントの中で“気づき”が生まれてきます。
そうやってクライアントが自らの意識で１歩前進していく
といったことをコーチはサポートしています。
では、もう少し詳しく過去・現在・未来についてお伝えしましょう。
「過去」の経験は大切な資源
「過去」には人それぞれ、楽しかったこと、夢中になったこと、幸せを感じたこと、ワクワクしたこと、嬉しかったこと・・・など沢山のポジティブな思い出があると思います。反対に、辛かったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、落ち込んだこと・・・などネガティブの思い出もあるのではないでしょうか？
ポジティブな思い出も、ネガティブな思い出も、
全て大切な経験であり、現在から未来に繋がる貴重なリソース（資源）だと私たちは考えます。
特にネガティブな思い出には蓋をしていることもあると思いますが、
コーチングで行う「タイムライン」という手法で、恐怖心やトラウマの記憶を書き換え、
思い込みや長年の苦しみを克服していくセッションを行います。
「タイムライン」のセッションを受けた殆どの人は、
過去の自分も、現在の自分も、肯定的に受け入れ勇気の１歩を踏み出しています。
「未来」の自分をありありと体験する
「もし、このまま何も変わらずにいたら、どんな未来が待っていると思いますか？」
5年後も、10年後も、
何も変わらず、何も成長せず、何も解決しないまま未来を迎えたら・・・
そんなことを想像することで、“それだけは避けたい”と思うような大切な気づきがあるのではないでしょうか？
しかし、「未来」のイメージというのは、マイナスなイメージばかりではありません。
“避けたい未来”の反対は、どんな未来なのでしょうか？
きっと、明るくポジティブで、ワクワクするような未来をイメージされると思います。
未来の自分は、どこで、誰と、いつ、どんなことを、どんな風にしているのでしょうか？
本当に最高の未来はどんな未来なのでしょうか？
そして、その描いた未来があなたにとって何がいいのでしょうか？
「未来」というのは何通りも描くことができますし、実際に実現させていくことも可能です。
コーチングでは、タイムラインを使ったセッションや、価値観・ビジョンを明確化するセッションの中から未来をありありと体験（イメージ）してもらい、
本当に手に入れたい未来を見つけていきます。
「過去」「未来」の自分から勇気づけられる「現在」
「過去の自分」「未来の自分」から気づきを得ることは、現在の自分にとって実はとても勇気をもらうことでもあります。
コーチングは、いつもの自分から少し離れて
いつもとは違う視点を持ってみる
いつもとは違う体験をしてみる
いつもとは違う自分との対話をしてみる
という体験をしてもらいながら、客観的に自分を見つめるということをやっていきたいのです。
そうすることで、過去を癒し、今の自分を自己受容し、本当に望む未来を描くことができます。
自分を大切にすること、自分を大切に思えることは、
人として何より大切で、幸せなことではないでしょうか？
そんな人が増えることで、世界中に幸せな人が増え、誰かと比べることなく、争いもない世の中になっていくのだと思います。
コーチングは一人ひとりのより良い幸福のために存在しているのだと思います。
